日本はセックスレス世界一だからEDでも大丈夫と言う友人
奥さんとセックスレスになっている友人とEDのことについて、飲み会のときには話をしたということを前回に記事として紹介させていただきました(記事は以下のリンクからご覧いただくことが可能です)。
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そして、実は友人はそのときに、次のような気になることを言っていました。
『おれは1年以上の間、嫁と夜の行為はしてないけどさぁ、日本は世界一セックスの回数が少ないんだから、別にEDになっても良いんじゃないの?』
まず、友人の言った言葉の中の世界一セックスの回数が少ないということの真偽についてですが、これは2007にコンドームメーカーのデュレックス社が世界26ヶ国・2万6000人を対象に調査したアンケート結果ですので、信憑性は高いと思います。
そのアンケート結果をピックアップして紹介すると、次のようになります。
世界各国の平均年間セックス回数
1位 ギリシャ(164回)2位 ブラジル(145回)
3位 ポーランド(143回)
・・・
25位 香港(82回)
26位 日本(48回)
※カッコ内は、年間の性交渉回数
順位が最下位なのはもちろんこと、セックス回数の低さに驚きませんか?1つの順位が違う香港と比較をしても、その数はおよそ半分です。平均をとると、1週間に1回も性交渉をしていないことになります。
テレビや雑誌でも頻繁に紹介されているアンケート結果ですので、おそらく友人もこのデータを見たのだと思います。データから見ると、たしかに日本は世界で一番性交渉の数が少ない国です。だからと言って、セックスレスになっても良いのでしょうか?
この点について、私の考えを続いてお伝えさせて頂きます。
セックスはQOLのためには重要な行為
人生の質を表す考え方として、QOLという考え方が徐々に広まってきています。ちなみに、QOLとは『quality of life(クオリティ・オブ・ライフ)』の頭文字を取ったものです。そして、このQOLを高めることが、充実した人生を送るためには重要となり、満足のいくセックスをしている人は男女問わずにQOLが高いという結果が出ているんですね。
つまり、セックスが快楽や子づくりのためだけではなく、より良い人生を送るために大切な行為と言えます。そのため、奥さんやパートナーと幸せな生活をこれからもずっと続けていくためには、EDを治療してセックスレスを解消をすることが私は重要です。

なお、女性のQOLとセックスレスについては、次の記事で紹介させていただきましたので、よろしければご覧ください。
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私もセックスレスを解消してからは、妻との関係がより良いものとなり、仲良く楽しい夫婦生活を送ることができていますので、EDを治療することの大切さを実感しています。